平泳ぎのドリル（プル編）

解説

今日は平泳ぎのプルドリルを紹介します。いつもながらトビ亀流ですので、自分に合うようにアレンジしてみてください。★：ポイント

（１）Small Pull
　ストリームライン姿勢からスタート。できるだけ遠くの水を持ってこれるように、肩甲骨を前方に伸ばしてキャッチをしっかり意識する。額のあたりで掻き込み動作に入ってリカバリー。掻き込み時の手のひらの動き（プロペラ動作）でも進む感覚をつかむ。通常はプルブイつけてストロークに集中。呼吸は3回に1回くらい。小さいストロークでも、うまくできれば結構進みますよ。★キャッチ、プロペラ動作

（２）Middle Pull
　Small Pullよりも少し大きめに、肘から動かすイメージで。顔の真下あたりで掻き込み動作。しっかりキャッチした後のエルボーアップを意識。これも普段はPBつけて、呼吸は3回に1回くらいで。★キャッチ、エルボーアップ

（３）SML Pull
　上に書いたSmall Pull, Middle Pullの後に、肩甲骨から大きく動かして胸の下まで掻き込むLarge Pullを1ストロークずつ。呼吸はLargeのときだけ。Small, Middleで意識したことをLargeで自然にできるように。★キャッチ、プロペラ動作、エルボーアップ

（４）PBなしPull
　ストリームライン姿勢から胸の下まで掻き込むLarge Pull。コンビネーションでキックを打つタイミングで軽くドルフィンキックを入れる。あくまでも軽く。キックに頼らずに身体を浮かせられるように。DKを利用して前方へ重心移動。★プルとキックのタイミング、高いボディポジション、重心移動

（５）Head up Br Pull
　頭部を水面上に上げた状態で平泳ぎのプル。身体を浮かせるためのテクニックとパワーを向上。PBありでやるとストロークで浮かせることに集中できます。PBなしだと全身を浮かせる練習に。PBありでもなしでも、これでスピード上げると、上半身の筋トレになります。25m4本でもかなりキツイです。練習の最後にやるといいですよぉ。★高いボディポジション、テンポアップ、パワーアップ

良かったら試してみてください。

昨日ハードな練習をやったので、今日は休息日です。