トビ亀流平泳ぎのまとめ

これまで文字ばかりで分かりにくかったと思いますので、最後に画像を大放出してまとめます。(実は画像挿入の方法がよく分からなかった…)
画像はトビ亀の実際のレースから。今年6月の大阪マスターズオープン、200m平泳ぎの75m付近の泳ぎです。このレースは、今まで一番ストローク数が少なかった(50mごとに15-16-17-20)ので、かなりグライドして泳いでいます。なお、100m、50mと距離が短くなると、1ストロークでのグライド時間は短く、グライドする位置も水面に対してもっと高くなります。

では、順番に見ていきましょう。


写真1
ストリームライン姿勢から。

写真2
小指を上にしてキャッチにはいる。
できるだけ遠くの水を掴んでくる意識で。

写真3
キャッチした水を後方へ押すようにハイエルボーでプル。

写真4
掻き込みとともに呼吸動作を開始。

写真5
プル終了。
ここまで下半身のストリームラインをキープ。

写真6
プルのリカバリーに入るところで脚を引きつけ始める。
足裏は水面と平行に。

写真7
脚を引きつけながら頭部を肘の間に入れていく。
足首はまだ返さない。

写真8
脚を引きつけきったところで足首を返す。
上半身と太ももの角度は大きめに。
体重を前に乗せながらキックを打ち始める。


写真9
上半身をストリームラインに。
ふくらはぎの内側で後ろに水を押すようにキック。


写真10
足首はまだ返さない。

写真11
キックの最後で足首を返す。

写真12
ここからストリームライン姿勢でグライド。

写真13
とにかく伸びる。

写真14
まだまだ伸びる。

写真15
次のストロークのキャッチへ。








今回、自分の泳ぎを細かく見て、気づいたことがあります。
1ストロークでの推進距離約2.5m(200mの場合)のうち、プルで進むのは0.8m程度しかなく、キックとその後のグライドで1.7m程度進んでいることが分かりました。プルを始める写真2とプルを終えてキックを打ち始める写真8を比べると、プルでの推進距離は0.8m程度。写真8からキック動作を終える写真11までで0.6〜7m。そこから次のストロークでプルを始める写真15までのグライドで1m強進んでいます。(コースロープに対する頭の位置で分かります)

普段から特に200mではグライドを意識して泳いでいますが、自分が思っていた以上にキックとグライドで進んでました。この結果からすると、グライド時のストリームラインはとても重要ですね。ただ、グライドする間に距離は稼げますが、スピードは落ちてきていると思うので、もっとテンポアップする方がいいかもしれません。

その他、自分で気づいた修正点。
(1)プルでの推進力アップ。肩甲骨と広背筋をもっと使う。
(2)脚の引きつけをもっと浅く。ただし推進力は落とさないように。


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