なみはやマスターズ長水路大会

台風は過ぎ去ったけど、どんよりとした天気。



そして、ワタクシの身体も頭もどんより・・・



『昨日、どうやって帰ってきたんだっけ?』



『大会のプログラムはどこだ?俺が持って帰ってきたのか?誰かに持って帰ってもらったんだっけ?』



幸い、プログラムはすぐに見つかったし、チームメイトから受け取った鈴鹿のエントリー用紙も無事だった。



昨日着ていた服が脱ぎ散らかしてある。相当眠かったんだろう。



だが、何故か水着やセームはちゃんと干してある。



酔っ払って記憶が怪しいのに、何故か水着はちゃんと干す。



恐るべし、スイマー(いや酔いマーか?)の習性!!!






土曜日、大会は中止になったけど、タケさんや永遠の若手さんたちとの宴は決行。そして、大いに盛り上がり、大はしゃぎ。



夕方5時半から呑み始めて、呑み放題の2時間が過ぎてから、追加・追加でワインを3本。


何故か、宴の途中に空いているスペースで体幹強化の補強をやったりして・・・


久しぶりの、どんちゃん騒ぎ。


こちら、集合写真。みんな、いい笑顔してますね。

(後列)ノッポさん、hammermaidさん、Squawさん、IM大好きさん、JJさん
(前列)Centerさん、トビ亀、タケさん、永遠の若手さん






さぁ、レースの話。



今日のエントリーは100Brと50Fr。


100BrはJapanで6位のタケさん、8位のAIさんと7位のワタクシ。


3人が中央に並んだ40歳区分。


招集されてベンチに腰掛けて、しばし談笑。


タケさんは寝過ごして折り返しの電車が目的の駅まで行かずにタクシーで帰宅したとのこと。


2人ともアルコールの充填量はバッチシだ。 なんのこっちゃ?


2組くらい前でスイッチが切り替わり、みな無口になって戦闘態勢突入!


コース台の前に立ったところで、気合のパチパチパンチ!


すると、周りからもパチパチ聞こえてくる。 みんな、気合十分だ。



スタートはやや慎重に。


入水後の1ドルフィンがいつもより小さめになってしまった。


が、そんなことは気にしてられねぇ。浮き上がりはまずますスムース。


前半は軽く速くのイメージで行くが、いつもよりストローク数が多め。


イマイチ、乗れてない? いやいや、そんなことはない。


ネガティブなイメージに蓋をしてターンへ。


ターンは、タケさん、AIさんもほぼ同時。


さぁ、後半勝負!


一掻き一蹴りしながら、頭の中で超高速コンピュータを働かせて後半の戦術をはじき出す。


一気にあげると最後に失速するから、伸びを意識しつつジワジワとピッチ上げていく。


残り15あたりで左隣のタケさんの様子を探る。


なんとなく、影がやや前方にいるようだ。


負けられねぇぜ!


ウォーと叫びつつ(心の中でね)ゴールへ。


タッチして左を見ると、タケさん、その向こうにAIさんの姿が。


電光板をみると、トビ亀のコースには『2』の表示。


負けた・・・


タケさんの嬉しそうな様子を見て、悔しさ倍増。


チクショー、熱いぜ!




■結果

 1着  タケさん  1-16-46 (36-25)
 2着  トビ亀   1-17-23 (36-09)
 3着  AIさん   1-17-66 (36-26)


結局、今回もJapanと同じ順位。


3人ともJapanよりタイムを上げられたのは良かったかな。


負けたのは悔しいけど、自分のタイムはこれでもスパッツベストだし、前夜祭のことを考えればまずまずの結果とも言える。


反省点は泳ぎの中身。


Japanの2ブレでは背中を使う泳ぎができたけど、今回は上手く背中を使えてなかった。力んで腕に頼ってしまった感じ。勝負を意識しすぎたのかもしれない。意識しつつ頭は冷静にしてたのに目指す泳ぎができなかったということは、まだまだ背中を使う泳ぎが定着できてないんだろう。


また練習だね。





2種目目は50Fr。



100Brの激闘(?)で、すっかり力が抜けてしまい、モチベーションが↓↓



おにぎりとパウンドケーキで空腹を満たして、しばし休息。



100以上のレースのときは、40−50分前くらいまでにアップを済ませるようにするけど、50のときはもっと間際までやるようにしている。



この日も同じようにするつもりだったけど、のんびりしているうちに時間が不足気味に…



焦りながらアップへ。一度レースをしているので少なめに。



15mダッシュを数本入れて500m。



慌てて更衣室へ行き、慌ててレース水着に着替え。



スイムジャックのおかげ着替えはスムースに終了。



プールサイドへ出ると、ちょうど自分の組の招集!



同じ組で泳ぐ、同じ会社のShallowさんに『名前呼ばれてますよ!』と言われ、慌ててIDを見せながら名前を告げると、『IDは置いてきてください』って。



ありゃまぁ〜 



自分の荷物のところへIDを戻しに行って、再び招集へ。



ふー、なんとか大丈夫だ。



と、周りを見ると、なんだか人が少ない。



エントリー5番目の2コースだったんだけど、3,5,6コースの速い人たちが不在。



完全に諦めていたメダルが一気に近づいた。



その一方で、心と身体の準備がイマイチ間に合わず、あっという間に自分の組。



『刺激注入パチパチパンチ』も、長水路50mレースでいつもやるゴール板を見つめての『近づいて来い念力』も十分にできぬまま、スタート台へ上がる。



スタートから3ストロークはいつもどおり落ち着いて。



グィーンと上げて行くぜ!と思いきや、なんだか力が入ってない。



25m付近で2コース隣のエントリー1位の人のキックが見える。



『うっそー、もう身体一つ離されてんのか』と、やる気50%ダウン。



50Frの課題であるラスト15mから、案の定、力が入らず、ますますやる気ダウン・・・



ラスト5mは『壁はまだか、まだか』と前方を見ながらのヘナチョコストローク



結果・・・ 28-51 (1位から3秒離された2位)



ベストから1.1秒、スパッツベストから0.8秒、シーズンベストから0.6秒遅い。



それどころか、マスターズ始めてから最悪のタイム。



今回の失敗は、アップからレースまでの時間配分ミスが原因。



レースに出る以上は、やる気高めて、もっと集中しないとアカンね。