自己主張
自己責任で自分を守るには、主張すべきことは主張することが必要。
先日、Don't count on others!と題して、自己責任の話を書きましたが、今日は自己主張の話。
米国駐在を始めて1ヶ月ほどして、運転免許を取得しに行きました。
日本出国前に国際免許を取得していましたが、これって、基本的に旅行者が海外で運転するためのもの。
米国に居住して現地で自動車を運転するには、現地(各州)での運転免許を取得する必要があります。
トビ亀が住んでいたカリフォルニア州で運転免許を取得するには、ペーパーテストにパスして仮免許を取得した後、実技試験にパスする必要があります。ちなみに実技試験は自分の車を運転して試験場に持ち込み、その車を運転して実技試験を受けることになります。このあたりの考え方が日本ではありえないのですが、それはさておき・・・
最初に受けるのはペーパーテスト。
アメリカらしくないというか、意外とサービスがいいというのか、カリフォルニア州では日本語でペーパーテストを受けられます。意外と楽やなぁと思ってたんだけど、実はこれが落とし穴だった・・・
問題は36問あって、3者択一式。
会社にあった過去問を勉強して、自信満々で試験場へ。
受付で日本語で受験したいというと、日本語で問題文が書かれた試験用紙を渡され、解答場所へ。
解答場所は、選挙の投票所のように立って記入できるテーブルのような場所。しかも仕切りがない!!
日本だと、この類の択一式試験はマークシートですが、カリフォルニア州の運転免許試験は試験用紙にそのままマーク(別枠にa,b,cのいずれかを記入だったかな?)するという、学校のテストみたいなもの。
で、この試験用紙を窓口に提出すると、その場ですぐに採点してくれて合否が判明する。
窓口に並んで自分の順番。
採点係は一見アジア系の女性。トビ亀の解答を記入した試験用紙を提出すると、隣の女性職員とおしゃべりを続けながら採点を開始。
日本語の問題は5−6パターンに限られているみたいで、Japanese-1,2,3・・・と番号がつけられている。採点係はこの数字を見て、日本語の正答用紙を引っ張りだしてきて、照合しながら採点する。
つまり、試験問題の中身を全く見ずに、単なる番号合わせで採点するわけ。
でもって、その採点を隣の職員とおしゃべりしながやってる。
嫌な予感がしながら、その様子をじぃーっと見ていたら・・・
採点が終了して・・・
採点係:「36問中、正解23問、不正解13問だから、あなたは不合格ね。」
(不正解6問までが合格)
トビ亀:「えっ!?13問不正解?」
採点係:「そう。13問不正解だから不合格よ。今日、勉強し直してもう一度受験することもできるけど、どうする?13問も間違えてるから、ちゃんと勉強し直して、別の日に受験することもできるわよ。どうする?」
トビ亀:(なぬ〜?! 13問も間違えてるわけないやろ?お前、おしゃべりしながら採点しとったやんけ?? ちゃんと採点したんかぁ〜??)
と怒りたい気持ちを抑えて・・・
「もう一度、採点してもらえませんか?」
採点係:「残念だけど、あなたは不合格なの。・・・」
トビ亀:(ここで切れた!!!)
「もう一回、チェックしてくれ!!」
「もう一回、チェックしろ!!!」
採点係:(渋々もう一度採点を始める。)
すると・・・
さっき×がついていた問題がことごとく正解に変わっていく・・・
4枚ある問題用紙のうち2枚、およそ半分の採点が済んだところで全て正解。
「それ見たことか。13問も間違えてるわけないわ。」と思いながら眺めていると・・・
なんと、全部の再採点が終わってないのに、問題用紙全部まとめて真っ二つに引き裂いて・・・
採点係:(悪びれた様子を全く見せずに)
「あなた、合格よ(You passed.)」
トビ亀:!!! (言葉がでない!!!)
採点係:「実技試験の予約は◇◇の窓口でできるわ。以上。」
トビ亀: (茫然・・・)
そして、お詫びの言葉は一切なし。
これがアメリカ。
採点係の怠慢な仕事ぶりに気付かなかったり、気付いてもそれに対して黙っていたら、自分が損するだけ。
これもアメリカ。
自分のことは自分で守る。そのために必要なことは、ちゃんと自己主張する。
英語で自己主張なんて・・・と思ってたら、自分が損するだけ。
自分が正しいと思ったら、怒りをあらわにしてでも自己主張する。
先日書いた家具屋の話も含めて、駐在開始早々にこのような経験をしたおかげで、経験値が大分上がりましたね。おかけで、その後に発生したトラブルには楽しみながら(?)対応できました。
その話はまた後日。
さて今日は、土曜日恒例の道具を使った朝練習。
◆プル強化 (キックも強化するはずが・・・)
距離×本数×セット | サークル、セットレスト | 内容 | |
---|---|---|---|
W-up | 400 | @8'00 | StA, FN, Fist, DA-Ba, Scu, Dol-Br, SA-Fly, Fr : 6'58 |
KRLS | 100 x 8 | @2'00 | IM-O by 2 |
Sc-Pull | 50 x 8 | @1'05 | Front Sculling - Pull |
Pull | 100 x 8 x 2 | SR=1'00 | |
1s | @1'35 | Fr w/PB&SP : 1'24-23 | |
2s | @1'30 | Fr w/PB&LP : 1'21-22 | |
Easy | 200 | w/Fin | |
Kick | 200 x 4 | @3'30 | w/Fin Ba3, Fr1 : 2'59,58,55,?? |
C-down | 400 |
今日の泳距離: 4600m
今月の泳距離: 28900m
水着はKOZのラバーロンスパ(09年版)。
昨日の疲れが残っていて、身体が重い。KRLSとスカーリングで徐々に身体を動かした後、道具コースへ移動。
プルの1セット目は小パドルでテクニック重視。
2セット目は大パドルでパワーアップ。
フィンつけて流した後、定番のBaフィンキック開始。
徐々に上げ始めた3本目から、妙齢のご婦人が道具コースに。よけながら泳げばいいかと思っていたら、二人目、三人目が・・・
Baキックだとぶつかりそうな気がしたので、板キックに変更して4本目スタート。
が、3人のご婦人がほぼ等間隔でマイペース板キック。
一人抜かしても、すぐ次の人が前にいる(泣)。
一応4本目はやりきりましたが、すっかりテンションダウン。6本やるつもりだったんですけど・・・
まぁ自分一人のプール、コースではないので仕方ないんですが。。。
なんとかならんもんですかねぇ。