ジャパンマスターズ3日目
3日目の昨日、今大会のメインである200Brと、その前に50Frに出場してきました。
場所取りはチームメイトにお願いして、朝はゆっくり11時前に会場入り。
一息入れてから50Frに備えてアップ開始。
この日も天気がよく、屋根が開いているサブプール。
陽があたって心地よいのだけど、プールの水温はちょっと高すぎ。
スタートダッシュ2本含めて1200泳いでアップ終了。
50Frに出場したのはタイム狙いというよりも、200Brに備えて一度全力を出しておいて、身体を動きやすくするため。
といいつつ、出るからにはやはり良いタイムで泳ぎたい。
アップでいい感じだったのでスパッツベストの更新、27"70を目標に。
結果は28"10でイマイチ。
もうちょい行けるかと思ってたんだけどね。ま、200Brに向けての全力発揮はできたと。
ゆっくりダウンした後、食事をとり、30分ほど昼寝して身体を休める。
200Br前のアップはレース1時間半くらい前から。
2種目目なので少なめのアップ。グライドキックでの伸びを確かめてからスイムへ。
チームメイトの応援をしながら出番待ちしているうちに緊張感が高まる。
金曜日のブログに書いたとおり、10人中6人が40歳区分で知っている人が多い組でのレース。
エントリータイムが2'50"〜2'52"と接近しているし、嫌でも意識して緊張感が高まる。
スタートの合図に反応して飛び込む。
飛び込み後のストリームライン姿勢が良い感じ!
一掻き一蹴りからスムースに浮き上がり、末端脱力と『スィー』と滑るようなイメージを意識しながら泳ぐ。
17ストローク(だったはず)で最初のターン。
左側の5,6コースを見ると、自分がリードしているではないか。
ちょっと突っ込みすぎか?と思いつつ、良い感じで泳げていたのでそのまま100のターンへ。
今度は逆側になるので5,6コースの位置取りは確認できず。
っとここで、一掻き一蹴りが苦しい・・・
少しペースを落ち着かせながら150のターンへ。
再び5,6コースが見えるチャンス。
と、6コースのStandRiverさんにわずかに遅れている程度! この差なら抜ける!
StandRiverさんは1ランク上の方でこれまでどの種目でも勝ったためしがないのだが、長水の200Brなら差が小さくて、勝てる可能性がある唯一の種目と思っていた。
実はここ数ヶ月、タフなインターバルで苦しくなってきたとき、ジャパンでのこういうシチュエーションをイメージしながら「追いついて抜かしたる」と思って踏ん張ってきたのだ。
今日こそ勝つ! 強い気持ちでラスト50へ突入。
が、慌ててあげずに、ジワーッといく。
そしてピッチを上げつつも、スィーと伸びるイメージを忘れない。
いつも以上に熱く、でも冷静に泳いだ。
タッチしてすぐに左を見ると、StandRiverさんもこっちを見ている。
負けた。。。
顔上げて見たときに、すでにこっちを見ていたからすぐにわかった。
電光掲示板を見上げると・・・
4コース 2'49"34 の隣に2の数字が。やはり2着だった。
StandRiverさんは2'49"00、0秒34届かなかった。
プールサイドに上がってStandRiverさんに「初めて勝てると思ったのに」と言うと、「いやぁ、まだまだ負けませんよ。150のターンで勝ったと思った」。
あと一歩のところまでいったんだけど、届かなかった。。。
タイム的には2年前のジャパンで出した自己ベスト2'45"68から3秒7落ちだが、ラバー水着前に普通のロンスパで出した2'50"61を1秒3上回り、先月の大阪オープンから3秒上げられた。大阪オープンが終わった時点で、ノンラバーのベスト更新、あわよくば50秒きりを目標にしたので、納得できる結果だ。
でも勝負に負けたことが悔しくて、チームメイトと行った打ち上げの場でも「悔しい」を連発。あれだけイメージまでして練習してきて、イメージ通りの展開になったのに。。。
今回のジャパンで改めて自分のS1は長水路の200Brなんだと自覚した。
次に長水路の200Brを泳ぐのは2ヵ月後のレインボーカップ。
この日の悔しさを忘れず、今回のタイムを超えて自己ベストに近づけるよう、しっかり練習するぞぉ!
僕に目標とするスイマーがいるように、僕に勝とうと思って練習してくる人もいる。
その人たちにも負けないように、頑張っていこう!
トビ亀的には、今回の200Brは久しぶりに納得感・充実感のあるレースで、モチベーションがめっちゃ上がりました。
皆さんはいかがでしたか?