高速水着

去年のレインボーカップ、初めてKOZのバイオラバーロングスパッツでレースした後のサブプールで5-6人から質問攻めにあったのが懐かしいです。いまやマスターズスイマーの間でも高速水着が当たり前。先日のJapan Mastersは、高速水着の展示会さながらの様相でした。SpeedoLZR、ミズノSST、アリーナ(デサント)Aqua Force Zero、KOZ、YAMAHOO、Blue Seventy…
マスターズ水泳の世界でもこれだけ浸透した高速水着が、来年からは規制される方向のようです。2010年からはポリウレタン系やラバー系は禁止になり、肌を覆う面積も小さくなるようで、男子は腰から膝まで、女子は肩から膝までになる模様。

明日から世界選手権が始まりますが、今回は高速水着が許されているので、世界新ラッシュになると思われます。その後、上述のように規制されると…今回の世界選手権で更新される世界記録は、その後、何年にも渡って破られない記録になる可能性があります。

高速水着には選手の力を”引き出してしまう”だけの効果があります。トビ亀自身、ストリームラインを維持したBrを泳ぎたいと思っていながらなかなかできなかったのですが、バイオラバーを着たらできるようになったことを実感しましたし、タイムも伸びました。

去年から今年にかけて、それまで聞いたこともなかった選手が記録を大幅に向上させています。おそらく、同じような感覚があるのだと思います。

従来の織物水着では、北島康介とハンセンのように極めて高い技術を持った選手しかできなかった泳ぎを、技術力の劣る選手でもできるようになってしまった。現に、LZRが登場する08年2月以前に200Brで2'10"を切っていたのは、北島、ハンセン、コモルニコフ(ロシア)の3人だったのが、いまや24人!技術が少々劣っていてもタイムが出てしまう(トビ亀もですが)。これが高速水着の功罪なのだと思います。


さて今日は、超久しぶりにフィンをつけてキック強化しました。

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距離×本数×セット サークル、セットレスト 内容
W-up 600
Scr 25 x 12 @1'00 Front
Kick 400 x 3 @8'00 Fr w/Fin
Easy 100
Kick 200 x 3 @4'00 Ba w/Fin
Easy 100
Kick 50 x 4 @1'30 Fr Hard
Easy 100
Pull 100 x 8 @1'45 Fr Hyp5
C-down 200

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キックとプル中心の地味なメニューで久し振りに4000超え。実業団全国大会の1週間前だというのに…明日はBrのスピード練習をやろうと思います。
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書くのをさぼった昨日のメニューです。
******************昨日のMenu**************************

距離×本数×セット サークル、セットレスト 内容
W-up 200
Swim 50 x 12 @1'00 IM-S
Swim 100 x 8 @1'45 Fr, FRIM alt.
Br Combo 50 x 24 @1'10 Kick8(GK4, BK4), Pull8(B4, NoB4), KS2, PS2, Swim4
C-down 200

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なんだかんだいって、Japanの2日前から休みなく練習漬け。Japanの200Brで優勝できたのは嬉しいし達成感はあるのですが、100も200もタイムはもっと上げられるはずという思いがあります。チームメイトのAさんから頂いたDVDを見たら、200のラスト25はかなりバテバテ。50〜100〜150では42秒で泳げているのに、ラスト50は44秒。ラストもばてずに42秒でいければ200で44秒台、うまくいけば43秒台も可能。レインボーに向けて、しっかり練習していこうと思います。